予測不透明な仮想通貨の今後
仮想通貨の今後を悲観することはまだ早い
2017年に仮想通貨は、どこまで市場が伸びるのかが予測不可能なほど、破竹の勢いで市場規模が広がっていきましたが、2018年の今は多少、価格が下落している状態です。
これは、コインチェックの仮想通貨流出事件などが背景にあり、全体に影響してしまったといえます。
ただ、これで、仮想通貨の市場が縮小していくと見るのはあまりにも早合点です。
時価総額は、2018年7月現在で約30兆円だといわれている仮想通貨はまだ始まったばかりで、極端にいえば、何もなされていないと同じことだからです。
例えば、海外のApple社の時価総額は約97兆円、Alphabet社Googleの親会社)の時価総額は約80兆円、Microsoft社の時価総額は約72兆円などとなっていますから、仮想通貨の市場はまだまだということになります。
不安定といえば不安定な要素がありますが、米金融大手のゴールドマン・サックスが仮想通貨への参入を検討していると報道されたこともあり、もし、本当にそうなれば、とんでもない大きな資金が仮想通貨市場に流れ込むことが予想されます。
仮想通貨の今後を悲観することはまだ早いでしょう。
通常の仮想通貨取引から広がる投資
仮想通貨で大儲けする夢を持つことはダメではありませんが、そこばかりに期待をして仮想通貨を始めてしまうと、値上がりが少ない場合にはがっかり感があるかもしれません。
もちろん、損をしないで儲かることは良いことですから、じっくり自分で勉強をしながら仮想通貨に取り組むことをおすすめします。
そこで、仮想通貨の代表格としてのビットコインに新しい動きが出ていますので、これからの傾向としてご紹介したいと思います。
それは、仮想通貨の今後は通常の仮想通貨取引だけでなく、他の投資方法と合体した投資が増えていく予想がされることです。
FX、ETF、先物取引、オプションデリバティブ、バイナリーオプションなどが挙げられます。投資に挑戦する幅が増えるでしょう。