これからも増え続ける仮想通貨市場
通貨としての現実味も帯びてくる可能性
ビットコイン。数年前から話題になり、最近、CMでも登場していますから、耳にしたことはあるでしょうか。インターネット上で流通する仮想通貨で、その通貨単位がビットコインというのです。
ただし、名前が有名になってきたのは、ビットコインということだけで、仮想通貨=ビットコインというわけではありません。現在、世界に約1,380種類という数の仮想通貨があるといわれています。
価格の下落・上昇を繰り返しながら、毎日1~3種類ずつ増え続けているともいわれ、上昇価格傾向への注目度の他、どこまで種類が増えていくのかも注目されています。仮想通貨全体の時価総額は。5,300億ドル(58兆円)であるということです。
シェアは、ビットコインが断トツで、仮想通貨市場全体の4割強を占めるほどになっています。その他、イーサリアム、リップル、イオタ、ライトコインなどがあります。
実際に、仮想通貨には紙幣や硬貨の発行はありませんが、インターネットさえあれば、世界のどこでも使えることが大きなメリットです。最近では、ビットコインを導入している実店舗でも使うことができるようになり、ますます便利になっています。店側のタブレットにスマホをかざすだけ。
その国の通貨がなくても買い物や飲食ができるのです。仮想通貨であっても、通貨としての現実味も帯びてくるとなれば、さらに仮想通貨市場は広がっていくでしょう。
仮想通貨の需要による種類の増加
より多くの方が利用したい、欲しいと思う需要があれば、供給は増えていくもの。仮想通貨も需要があるからこそ、今、仮想通貨市場の仮想通貨の種類は増え続けています。
インターネット上の流通ですから、セキュリティや利便性などが整うほどに、その仮想通貨の価値は高まります。日本ではイメージできないかもしれませんが、もし、国の経済が破綻して国内の流通通貨に価値がなくなった場合でも、仮想通貨を持っていれば、資産としての価値を維持することが可能になります。